ニューハーフと義理の弟

「行ってきます」
「行ってらっしゃい、お姉ちゃん、今日は何時くらいになりそう」
「うーん。オールの予約入っちゃってるからね…明日の朝になるかな」
「そうなんだ…じゃあ朝ごはん作って待ってるね!」
「うん。ありがとう。じゃあ行ってくるよ」
どこにでもありふれている姉妹の会話だが、実はお姉さんは本来お姉さんではなくお兄さんだったりする。つまりニューハーフなのだ。ニューハーフというと世間の当たりも家族の当たりも厳しいものとなってしまう傾向にあるのだが、不思議とこの家族はお義兄さん、いやお義姉さんに対してみんな優しい傾向にある。いつかニューハーフとしてテレビに出演してくれるとでも期待しているのだろうか。まぁニューハーフヘルスで働いてしまっている現状を考えれば無理だろう。と何の関係もない僕が言うわけにはいかないので黙っておくことにする。
僕は現在弁護士目指して司法試験の勉強の真っ最中で彼女がお義姉さんと暮らしているこの家に転がり込んでいるいわば居候のような状態だ。普通なら実家で勉強するのだが、残念ながら僕の家は大家族であり勉強に集中ができないということで、彼女と彼女の両親に頼み込んで住まわせてもらう許可をもらった。ひとえに僕が某有名国立大学の法学部に通っていたおかげかもしれない。まぁこうして初めての司法試験に落ちて浪人をしている以上そんな肩書なんて無意味なのかもしれないけど、彼女の両親を安心させる材料にはなっているらしいので高校生の自分に感謝したい。
現在僕が暮らしているこの家には僕以外に同居人が二人いる。大学生の彼女とニューハーフヘルスで働くお義姉さんだ。お義姉さんの許可をもらう時に目を輝かせながら許可を出していたことは見なかったことにしてしまいたいが、今のところニューハーフヘルスで欲求を満たせているらしくアナルは開発されていない。しかし油断するとお義姉さんは後ろに立っていることもあるので、最近では彼女の部屋以外の家の中を歩く時でさえジーパンを穿いてアナルへのガードを欠かさない。それでもジーパンの上から触ってくることがあるのだが、それは家賃代と言い聞かせて受け入れることにしている。まぁ指を使おうとしようものならすぐに注意するけど。
そんなわけでこの奇妙な3人暮らしももうすぐ半年が立とうとしている。お義姉さんがニューハーフであることは事前に彼女から聞かされていたため知っていたのだが、まさかニューハーフヘルスで働いていることは知らなかったのでひどく驚いた。しかし、初めてその事実を聞かされた時に女の子が風俗をやっているよりも普通のバイトとして見れた気がする。女の子が風俗で働いていると聞くと、お金のために身体を売って働いているという意味合いが強いのだが、ニューハーフはお金の為ではなく自分が気持ちよくなりたい、新たな世界を男性に見せてあげたいなどお金以外の要素で働いている人が多いと勝手に解釈したため、嫌悪感も何もなかった。だからと言ってニューハーフヘルスに行こうとも思いませんが…
彼女もニューハーフヘルスでお義姉さんが働いていることに関しては、嫌悪感を抱いていないらしくヘルスコースだけではなくデートコースもあることから出会いの場ぐらいにしか思っていないらしい。毎日のように今日はいい男に出会えた?と目を輝かせながら聞いているのできっとそう。目を輝かせながら男の事を尋ねるのは、自信が新たな出会いを求めているわけではないと思いたいが、正直こんな中途半端な状態の僕に不満も抱えることがあるかもしれない。
こんなことを考えながら不安になった僕は、ニューハーフを見送った状態の彼女を後ろから抱きしめてあげるとその場で性行為をするのだった。

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